費用について

 

制作費用は?
なぜ印刷費が別途なの?
印刷費の目安は?
電子出版やプリントオンデマンドの場合は、制作費以外はかからないの?

 

制作費用は?

45.0万円(税抜)からご用意しています。
金木犀舎では著者のニーズに合わせたオーダーメイドの本を作るために、
また、制作費用を明確にするために、印刷費を別途にしています。

 

基本制作費

デザイン費 10万円
編集費 20万円(128ページまで)
組版(DTP)費 文章主体の場合15万円
特殊レイアウトの場合20万円(ともに128ページまで)
※編集費は128ページを超えると1300円/ページが加算されます。
※組版費は128ページを超えると、文章主体の場合1300円/ページ、特殊レイアウトの場合1800円/ページが加算されます。
制作費用合計額(デザイン費+編集費+組版費) 45.0万円+税(49.5万円税込)から

 

本のサイズ:A5判以下(A5より大判のサイズをご希望の場合は別途お見積もりします/絵本はA5より大判でも同料金の場合あり)。
本文:モノクロ印刷(本文カラー印刷や2色刷等をご希望の場合は別途お見積もりします/絵本は本文カラー印刷でも同料金の場合あり)。

お申し込み時に着手金として半金をご入金いただき、制作に着手します。
制作完了後、印刷所へデータを渡す前に残金と印刷費をお支払いください。

 

編集費に含まれるもの…
進行管理、著者との打ち合わせ、文章の構成や内容についてのアドバイス、文字校正(本格的な校閲をご希望の場合は別途お見積もりします)

チェック! 文章の構成や内容、表現について、プロの編集者からアドバイス&基本的な文字校正(誤字脱字、送り仮名や表記の統一など)が基本料金に含まれます。

 

デザイン費に含まれるもの…
装丁デザイン、帯、表紙、本文デザインなど一式(本文ページに特殊なレイアウトを希望される場合は、別途料金が加算されます)

チェック! すべてのデザインがオーダーメイド&ハードカバーでもソフトカバーでも、帯をつけても同料金です。

 

組版費に含まれるもの…
本文ページのデータ作成、文字修正(3回程度)。

チェック! 金木犀舎では組版後の校正も編集者が最後まで責任をもって一緒に確認します。

 

その他の金額

写真やイラストの掲載…
10点まで無料。10点以上の写真の掲載については、画像処理料として800円/点が加算されます。絵本や写真集の場合は、総ページ数によって割引できますのでご相談ください。

原稿作成…
プロのライターが著者にインタビューし、原稿を作成します。40万円から(交通費別途、インタビュー3回、70,000字まで)。70,000字は文章主体の本をつくった場合、128ページ程度になります。70,000字以上は5円/文字が加算されます。
ビジネスの名刺代わりの本や、自叙伝、社史、広報誌や宣伝用小冊子などに最適です。学術的および専門的な知識を要する内容のものなど、ご利用いただけない場合があります。

原稿のリライト…
著者が書き上げた原稿を、プロのライターが構成や言い回しなどを見直して全面的に読みやすく整えていきます。ブログに細切れに書かれた原稿をひとつの原稿にまとめるなどもできます。15万円から(70,000字まで)。70,000字以上の場合は5円/文字が加算されます。

原稿入力…
手書きの原稿を入力し、データ化します。1.5円/文字。

イラストの制作…
内容により金額が異なります。別途お見積もりします。
(目安:モノクロ3000円〜/点、カラー5000円〜/点)

図表の制作…
内容により金額が異なります。別途お見積もりします。
(目安:モノクロ2000円〜/点、カラー3000円〜/点)

校閲…
本の内容により金額が異なります。別途お見積もりします。内容によってはお受けできない場合があります。(目安:8万円〜)

ISBNコードイメージISBN登録費用…無料
アマゾンで販売をされる場合や図書館への寄贈をお考えの場合など、ISBNコード(世界共通の書籍コード。写真をご参照ください)が必要な本については無料で発行いたします。内容によってはお断りする場合がございますのでご了承ください。

国立国会図書館寄贈…無料
弊社負担で国立国会図書館への納本を行います。日本国内で発行された出版物として半永久的に保存されます。

 

 

 

なぜ印刷費が別途なの?

金木犀舎がもっとも実績のあるのは、細部までこだわって作る「紙書籍」の制作です。
そこで悩みました。
自費出版の料金設定をわかりづらくしているのは、印刷にかんする費用なのです。
ここからはとても複雑な話なので、興味のある方だけお読みください。

 

ほとんどの出版社では、印刷は印刷所に依頼します(なかには印刷所をもっている出版社も存在しますし、印刷所が自費出版事業をしている場合もあります)。印刷所では「使用する用紙」や「印刷内容」、「ページ数」、「製本内容」などによって見積もりを出しますが、もちろん各社、見積もり額には差があります。

その理由は何か。規模に応じて導入している印刷機や用紙の仕入れ代などが違いますし、得意分野もそれぞれです。腕のよい技術者がいて人物写真に強い印刷所、モノクロ印刷なら安くてきれいにできる印刷所、オンデマンド印刷の最新機器が導入されている印刷所…。

本来ならば数カ所の印刷所に相見積もりをとり、作る本の内容にあわせて「いちばん安い印刷所でお願いしよう」「少し高めでも技術の高い、この印刷所に頼みたい」と使い分けるのが、イメージどおりの本を作るためには必要なことです。

 

他の出版社では自費出版にかかる費用をわかりやすい料金設定にするために、目安となる印刷費を制作費に上乗せし、以下のような計算式で合計金額を提示しています。

料金=制作(編集・デザイン・組版)費+印刷費+諸経費

目安となる印刷費を計算するためには、数えきれないほどある用紙のなかでどれかを選び、その決まった用紙で見積もりをするわけですが、「とにかくいちばん安い用紙」で基本設定をしている出版社もあれば、プロが見ても「そこそこいい紙」で基本設定をしている出版社もあり、しかも見積もりをしてもらう印刷所によって「ソフトカバーのモノクロ印刷だけとても安い」ところや「大手なので汎用用紙は大量に仕入れるため、ひじょうに安く手に入る」ところなどもあり、比較すればするほどわけがわからなくなるのです。

自費出版をお考えの著者は、そのほとんどが出版業界にくわしくない方々です。
こんなわかりづらい料金設定では、どこが良心的な価格なのか、いったいどこに頼めばいいのか判断できないと感じました。

 

用紙や仕様(本のサイズや製本など)がオプションとして変更できるようになっている場合が多いですが、通常は、印刷所の出してくる見積もり金額よりも少々高い料金が加算されます。出版社側の手間賃です。確かに決まった用紙と仕様であれば制作は楽になり、スピードアップします。1冊1冊オーダーメイドでつくっていると、その調整には結構な手間がかかります。

ですが、本をつくっている数カ月の間に、どんどんイメージが具体化してきて、当初予定していた本とは違った要望になる…というのは、自費出版ではごく普通のことです。著者のほとんどは初めて本づくりに取り組むのですから、当然ともいえます。

それなのに「基本料金で収まる内容にしなくては」「変更やオプションはできるだけ我慢しよう」と考えてしまうのは、せっかく自費出版されるのにもったいないと思うのです。
心から出版して良かったと思っていただける本にするために、金木犀舎では作業効率を優先せず、1冊ずつオーダーメイドで制作します。そのためには、用紙や仕様を最初から設定せずに「印刷代は別途」とするのがベストだと考えています。できるだけ「よくわからない金額」を省くために、金木犀舎の料金設定は印刷費別途なのです。

 

ご契約前に、印刷にかかる概算費用を算出し、お伝えいたします。その後の仕様変更については、随時印刷所に見積もりをとりながら、納得いただける選択ができるようご相談していきます。

 

 

印刷費の目安は?

おおまかな目安として以下のようにお考えいただければと思います。

※本文モノクロ印刷の場合

【ハードカバー】300部未満/オンデマンド印刷…15万円〜35万円程度
300部以上/オフセット印刷…30万円〜

【ソフトカバー】300部未満/オンデマンド印刷…数万円〜30万円程度
300部以上/オフセット印刷…25万円〜

 

 

電子出版やプリントオンデマンドの場合は、制作費以外はかからないの?

電子出版やプリントオンデマンド(POD)は、販売することが前提のサービスです。
印刷費はかかりませんが、販売オプションとして別途手数料等が発生します。

くわしくは販売についてをご覧ください。

 

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