『ファッションと東アジアの近代』
(劉 建輝 西村 真彦 森岡 優紀 編、法藏館 刊、本体3,500円+税、240ページ、A5判並製、2025年3月30日発行)
服飾の変化という観点から、近代の日本・韓国・中国がどのような歴史を辿ってきたのかを見つめる一冊。
各国の伝統的な服装から現代にもつながる学生服まで、まるでファッションショーを見るかのように
当時の服飾と社会について学べます。
2023年に国際日本文化研究センター(日文研)で開催された
シンポジウム「服飾・装飾から考える東アジアの近代」での報告や議論を元に制作されました。
金木犀舎は組版や装丁など、制作一式を担当させていただきました。
【カバーと帯】
書籍タイトルにある近代というテーマから全体的にモダンな印象になるようデザインしました。
巻頭の鼎談で登場されるコシノヒロコさんの、これまでのファッションショーの写真をお借りして、カバーに使用させていただきました。
帯はどうしてもシルバーにしたくて、だけど、シルバーに輝く用紙は高いのです…。
おそるおそる希望を伝えたところ、法藏館さまにいろいろな調整をしていただき、
印刷所さんのアドバイスもいただいて、このように実現できました!
シルバーの光沢具合や価格、インクの乗り具合など
とってもよい感じです。うれしいですありがとうございます!
【表紙】
【本扉】
【本文】
褌(ふんどし)、セーラー服、チョゴリ、旗袍(チーパオ)——
華やかで個性豊かなファッションには国際交流の歴史が織り込まれている!
近代東アジア三国の社会を服飾と装飾から解する。(帯文より引用)
『ファッションと東アジアの近代』(劉 建輝 西村 真彦 森岡 優紀 編、法藏館 刊)は、全国の書店やネット書店で販売中です!
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