『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)書影

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)書影

『「国家語」という思想——多言語主義か言語法の暴力か』

(西島佑 著、晃洋書房 刊、本体7,400円+税、312ページ、A5判上製、2023年2月28日発行)

 

金木犀舎は組版や装丁など、制作一式を担当させていただきました。

 

【カバーと帯】

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)カバー表

カバー絵はギュスターヴ・ドレ「レヴィアタン」です。
ギュスターヴ・ドレ(1832-1883)はフランスで大変成功したイラストレーター ・画家で、多作でも知られます。

著者がご希望だった「レヴィアタン」。
迫力のある画面構成の絵を全面に配置しました。

 

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)カバー裏

カバー表4(裏表紙部分)は絵がありませんが、さまざまな色が混じり合った宇宙空間のようなイメージにしています。

帯は濃藍のラシャ紙に白インキ印刷です。

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)背表紙

 

【見返し】

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)見返し・本扉

【本文】

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)本文ページ

本文にロシア語がたくさん入っていて、組版がけっこう大変でした…。
PDFにするとなぜかロシア語部分がところどころ飛んでしまったり。
金木犀舎でもっとも細かいチェックができるスタッフが、目を皿のようにしてがんばりました。

 

【表紙、はなぎれ、しおり】

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)本体表紙

『「国家語」という思想』(西島佑 著/晃洋書房 刊)はなぎれ・しおり

黒やグレー中心の暗めの組み合わせの中に、黄色系を差し色に使いました。
サブタイトル部分の印刷と、はなぎれだけ黄色系です。

 


 

「国家語」は「国語」とどのように違うのか。国家が言語を法的に制定すればどのような作用を社会におよぼすのか。

「国家語」を考えることで多文化主義・多言語主義、言語政策、言語権、言語法の権力・暴力に眼をむける。

オーストリア帝国、ソ連・旧ソ連地域で確立してきた多言語主義の思想を「国家語」という観点から考察し、日本語にたどりついてきた経緯と意義を考察する思想史のこころみ。

(帯文より引用)

 


 

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