阪神淡路大震災から30年。
『そうしてサンパギータは神戸にいる』(奈良雅美 著)、本日発売です。
震災から3ヶ月後の1995年4月。
フィリピン女性の「けいちゃん」は初めて神戸の街に足を踏み入れました。
フィリピンのニュースで聞いていたよりもずっとひどい状況に、言葉もなかったそうです。
淡路島で被災した母方のはとこを訪れて、
そこで知り合った日本人男性と結婚し、日本で暮らすことになります。
それから約30年。
「けいちゃん」が長い時間をかけて見てきた神戸、そして日本は、どんな国なのでしょうか。
神戸でアジア女性の支援活動をおこなっている著者が
日本で長く暮らす5人のフィリピン女性(=サンパギータ)たちの声をていねいに聞き取り、
ご好評いただいていたWEB連載「サンパギータ 日本のフィリピン女性たち」。
連載開始から4年の歳月をかけて、大幅に再編集し、書籍化しました。
女性とは、家族とは、差別や偏見とは、そして希望とは。
彼女たちの視点や考え方は、同じ境遇のフィリピン女性にはもちろんのことながら、
日本人である私たちにも新たな女性の生き方を示してくれます。
※全国の書店、金木犀舎ブックストアおよび、Amazon等ネットストアにてご購入いただけます。
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