学校と子ども、保護者をめぐる多文化・多様性理解ハンドブック 改訂版

多文化・多様性理解ハンドブック

多文化・多様性理解ハンドブック

松永 典子、施 光恒、波潟 剛、S.M.D.T. ランブクピティヤ著
松永 典子編
定価1,430円(本体価格1,300円+税)
発行:金木犀舎
ISBN 978-4-909095-05-3 C0037
A5判並製、128ページ

※電子書籍もございます。くわしくはこちら

 

※在庫僅少につき、最新の第3版をご覧ください。

 

 


●書籍紹介

ある日学校に、外国につながる子どもがやってきた!
手続きは何からすればいい? コミュニケーションのコツは?

地域の学校へ、外国につながる子どもが転入学してくることは
グローバル化が進んだ昨今、決して珍しいことではなくなりました。
学校現場の先生、保護者、地域の方々が戸惑わずに受け入れられるよう、
基本的な知識と情報を詰め込んだ1冊です。

※短大テキストとして複数採用されている初版に、最新情報を加えた改訂版です。


《主な内容》

1.外国につながる児童生徒ってどんな生徒のこと?
2.日本文化をどう伝える?
3.外国人保護者はどんなことに困っているの?
4.多文化・多様性の豊かさを理解するには?
5.必要な手続きと対応は?
6.役に立つリンク集

 

●本文イメージ

多文化・多様性理解ハンドブックp8

多文化・多様性理解ハンドブックp50

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●著者プロフィール

松永典子(まつなが のりこ)
九州大学大学院比較社会文化研究院・教授。九州大学・博士(比較社会文化)。高校教員時代の青年海外協力隊(マレーシア・日本語教師)参加が多文化・多様性の豊かさや楽しさを知る原点となり、日本語教育、多文化共生教育に携わる。大学と地域社会との連携を模索する中で、小中学校への学生サポーター派遣、学校文書の多言語翻訳活動を始める。子どもが社会で有用な人材に育っていくには、その保護者への支援がさらに必要だと考える。

施 光恒(せ てるひさ)
九州大学大学院比較社会文化研究院・教授。慶應義塾大学・博士(法学)。リベラリズムの政治理論が専門。学校教育との関わりでは、人権教育や有権者教育などの公民教育に関心がある。ビジネス上の考慮を教育的考慮よりも優先する近年の風潮に懸念を抱いている。その観点から現在の英語偏重の教育改革に疑問を呈した著書『英語化は愚民化』(集英社新書、2015 年)は話題となり、教育関係者向けに講演することも多い。

波潟 剛(なみがた つよし)
九州大学大学院比較社会文化研究院・教授。筑波大学・博士(文学)。大学院に入学してから韓国、中国からの留学生と過ごす時間が増え、1998 年度に1年間韓国高麗大学に留学。帰国後、韓国人留学生と学生結婚。2002 年に福岡に住み始めてから男の子3 人を授かる。国際結婚をしていて、双子も育てる父親として、何かと子どもたちの置かれている状況に関心が向くようになり、文学者であることをフルに活用して何かできないかと案を練る日々。

S.M.D.T. Rambukpitiya(S.M.D.T. ランブクピティヤ)
久留米大学外国語教育研究所・准教授。九州大学・博士(比較社会文化)。多民族国家のスリランカで生まれ育ち、母国の日本語教育に携わっていたが、来日以降、多文化共生について積極的に学び、日本語教室のボランティア、学校文書の翻訳、小中学校の学生サポーターなどで活動。外国人住民、外国人児童の母親、外国人扶養者、熊本地震を経験した外国人被災者としての多面的な経験を生かし、学校等でその経験を話す機会も増えている。


●もくじ
多文化・多様性理解ハンドブック裏表紙Ⅰ 外国につながる児童生徒とその保護者、その多様性を豊かさに
松永典子

Ⅱ グローバル化と日本の学校文化――説明の必要性
施 光恒

Ⅲ 多用な先生、多様な児童――文学に「学び」、文学で「遊ぶ」ヒント
波潟 剛

Ⅳ 外国人保護者が捉える日本の学校文化――相互理解と母語・母文化保持の観点から
S.M.D.T ランブクピティヤ

< 資料編>

1 クラス、学校に外国につながる児童生徒がやってきたら
2 役に立つリンク集・活用例

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●メディア掲載情報

<2021年8月16日>

『学校と子ども、保護者をめぐる 多文化・多様性理解ハンドブック』(松永典子編著)が

複数の短大等にて、連続8期目の教科書採用となりました。

2020年度分からは改訂版となっています。

たくさんの図表と平易な文体を使用した、見やすく、わかりやすく、手にとりやすいテキストだと

ご好評いただいています。

多くの先生方に認めていただき、とても嬉しく思っております。

教科書採用をご検討の大学様、短大様、専門学校様は直接金木犀舎までお問い合わせください

(TEL 079-229-3457、またはお問い合わせフォームより)。

 

多文化・多様性理解ハンドブック

 

<2021年6月5日>

この春から中学2年生の国語の教科書として採用されている

「伝え合う言葉 中学国語2」(教育出版)に、

『多文化・多様性理解ハンドブック』(松永典子編著)が掲載されています!

中学生にも十分理解できる易しい言葉で、多文化・多様性を解説しているので

ぜひ読んでもらいたいです。

掲載ページ(中学2年国語教科書)中学国語2(教育出版)

 

<2021年5月28日>

人文図書の目録「社会図書総目録 2020-2021」に、

『遊びに生きる子どもたち』と『多文化・多様性理解ハンドブック 改訂版』が

掲載されました!

社会図書総目録

『遊びに生きる子どもたち』は74ページ、『多文化・多様性理解ハンドブック 改訂版』は

76ページにて紹介されています。

目録_p.74

目録_p.76

名だたる出版社さんの書籍とともに掲載されていることに感動です…!

 

<2021年4月30日>

女性問題図書総目録刊行会の「くらし・ジェンダー・女性」図書総目録に、
金木犀舎の『多文化・多様性理解ハンドブック改訂版』と
『遊びに生きる子どもたち』が掲載されました!

図書館や大学図書館、大きな書店さんなどに配布されるそうです。
老舗出版社ばかり掲載されているところに、ちょっこり入れていただいて恐悦至極です。

この2冊はあちこちの学校でテキストに採用いただいているので、
そのおかげで声をかけていただいたのかなと思っています。

たくさんの方の目に止まりますように!

くらし・ジェンダー・女性総目録多文化・多様性理解ハンドブック掲載ページ遊びに生きる子どもたち掲載ページ

 

<2019年1月17日>

昨日(2019年1月16日)の読売新聞で
『多文化・多様性理解ハンドブック』(金木犀舎刊)の松永典子先生が取り上げられました。

日本の公立学校で教育を受ける外国籍、もしくは外国につながる子どもたちは
これからさらに増えるだろうと言われています。
彼らの成長を守るために精力的に活動していらっしゃる松永先生のコメントとともに、
本を紹介いただいています!

 

<2018年5月11日>

今朝の西日本新聞で『学校と子ども、保護者をめぐる 多文化・多様性理解ハンドブック』(金木犀舎刊)の編著者、松永典子先生(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)が大きく取り上げられました!

5月3日の毎日新聞に掲載されたばかりで、続けての新聞掲載。
いま求められている内容だからこそだと思います。

おかげさまで朝から問い合わせのお電話を何本もいただいています!

 

<2018年5月7日>

5月3日の毎日新聞地方面(福岡)で、
「学校と子ども、保護者をめぐる 多文化・多様性理解ハンドブック」の
編著者・松永典子先生が大きく取り上げられました!

おかげさまでたくさんのお問い合わせをいただいています!

 

毎日新聞の記事はこちらから>>