よりよいスーパーバイザーになるための手引き

よりよいスーパーバイザーになるための手引き
よりよいスーパーバイザーになるための手引き

『よりよいスーパーバイザーになるための手引き』

(ヒラリーコクレイン&トゥルーディ・ニュートン著、安部朋子訳、
西日本出版社刊、3,600円+税、260ぺージ+巻末カラー1ページ、
A5判並製)です。

私がイラストを担当させていただいた
『ギスギスした人間関係をまーるくする心理学』シリーズの
安部朋子先生が、
イギリスで出版された原書『SUPERVION for coaches』と出会い、
「これを翻訳して日本の人たちに届けたい!」と思われたのがきっかけです。

スーパーバイザーがスーパービジョンの場で、「何を?」「どうやるのか?」を
理論と実践の両面からアプローチした本です。

今回私はイラスト担当ではなく、編集者として関わらせていただきました。
DTPと図作成は主に金木犀舎のスタッフ・N女史です。

【カバー&オビ】

よりよいスーパーバイザーになるための手引き
よりよいスーパーバイザーになるための手引き

カバーデザインは上野かおるさん、装画は安田みつえさんです。
カバー用紙はコートにマットPP、帯はタントです。

【カバーソデ】

よりよいスーパーバイザーになるための手引き

TA教授メンバーのトゥルーディ・ニュートン氏には、
安部朋子先生もスーパービジョンをお願いしているそうです。

スーパービジョンをおこなう側(講師クラス)の方々も、
常に誰かにスーパービジョンを受けているということを
この本の編集をとおして初めて知りました。

一方的に誰かが教え、下にいる誰かが学ぶという
ピラミッド的な考え方ではなく、
みんなが螺旋状につながってお互いに学び続ける、
ということなのだと思います。

【表紙】

よりよいスーパーバイザーになるための手引き

【本扉】

よりよいスーパーバイザーになるための手引き

【もくじ】

よりよいスーパーバイザーになるための手引き

すぐに実践につかえるラインナップになっています。

1章 スーパービジョン・トライアングル〜統合モデル
・スーパービジョンで何をするのか

2章 コントラクト(契約)〜スーパービジョンにおけるコントラクト
・効果的なワークを行うための基盤

3章 倫理〜バウンダリー(境界)と責任
・すべての関係者を保護する枠組み(価値観)

4章 パースペクティブ(視点)〜ワークの見方
・ワークを見極めるフレームワークの選択

5章 実践〜実際のところ、何をするのか
・スーパービジョンの種類、進め方、メソッド、理論

6章 学習〜人生脚本とストーリー
・スーパービジョンでの学びと、学びに関連する理論

【章扉】

よりよいスーパーバイザーになるための手引き

【本文】

よりよいスーパーバイザーになるための手引き
よりよいスーパーバイザーになるための手引き

原書は、コーチング分野のヒラリー氏とTA教育分野のトゥルーディ氏が
それぞれの専門性を活かしながら共著という形で書き上げたもので、
タイトルは「for coaches」となってはいるものの、
コーチングだけでなく教育、福祉、カウンセリングやセラピー、マネジメント、
コンサルティングなど、幅広い分野で活動されている方に読んでもらえると思います。

図表をたくさん使って理解しやすい構成になっていますが、
日本人にとって少し理解しづらいところや、
注釈が必要な箇所には、安部朋子先生のコメントが
「Tomoko’s Voice」として入っています。

安部朋子先生と内山さとみさんと私の3人で
編集チームが結成されてから、何度も何度もやり直して話し合って、
結局2年弱かかって、やっと出来上がった大変な苦労の結晶です。
個人的には、翻訳本の編集は初めてだったので、とても勉強になりました。
いや〜、喜びもひとしお…。

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