『台湾と山口をつなぐ旅』
(栖来ひかり著・絵、西日本出版社刊、1,500円+税、
220ぺージ、A5判並製)です。
台湾在住で山口出身の栖来ひかりさんが、
台湾と山口のつながりをなぞるように旅して、
文章とイラストで紹介していきます。
私は編集を担当させていただきました。
DTPはN女史と一緒に、金木犀舎で担当しています。
【カバー&オビ】
カバーデザインは鷺草デザインの中島佳那子さんです。
何パターンかアイデアを出してもらって、2案で迷ったのですが
最終的にこちらの、愛らしいピンクの案に決定しました。
迷ったもう1案は、シャキッとかっこいいデザインでした。
【カバーソデ】
著者の栖来さんは、台湾で
『在台灣尋找Y字路/台湾、Y字路さがし』
『山口,西京都的古城之美』
2冊の著書を上梓し、台湾の文化を日本に伝えるライターとしても
さまざまなメディアで活躍されています。
今回の本が日本で初めての著書になります。
イラストにも文章にもとても雰囲気があって、
全体的にたゆたうような、懐かしさを感じる本に仕上がりました。
【表紙】
【本扉】
見返しもペールピンクでふんわり。
【もくじ】
旅した地域別にChapter(章)になっています。
山口、川棚温泉・豊北、長門、萩、美祢、山陽小野田・宇部・新山口、
防府、周南、下松、柳井、岩国、下関、番外編として門司港を掲載。
【章扉】
【本文】
明治維新を彩った山口出身の志士たちが台湾で総督を歴任していたり、
戦前の台湾で生まれた日本人「湾生」が山口の発展に尽力していたり、
知れば知るほど台湾と山口のつながりは深いのだということがわかります。
味わいのあるイラストがたっぷりで、歴史にそれほど興味がない人でも
面白く読めるはずです。
テレビ番組にも取り上げられ、注目されている本書。
出版イベントや、本書にちなんだツアーも催行されています。
本を片手に山口を旅するのもオススメです。
全国の書店、およびインターネット書店からご購入可能です!