著:島原作夫
発行:金木犀舎
定価 1,980円(本体価格1,800円+税)
ISBN 978-4-909095-48-0 C0061
四六判・並製・188ページ
2023年12月13日発売予定
●書籍紹介
丹波篠山の黒大豆、その魅力と発展の歴史に迫る
おせち料理にかかせないものとして、昔も今も愛されている黒豆。その代表格として知られるのが黒豆の王様、「丹波篠山の黒大豆」である。粒が大きく、甘味が強いうえに、皮切れせずにやわらかく煮えるとあって、高級食材として定着している。
しかしながら、歴史を振り返ると「丹波篠山の黒大豆」が全国的に知れ渡ったのは昭和50年代以降、ほんの40年あまり前のことである。昭和50年代まではその生産量はごくわずかで、地域の特産物に過ぎなかった。
なぜ「丹波篠山の黒大豆」は昭和後期から飛躍的に発展したのか。その生産拡大とブランディング、日本農業遺産認定までの道のりを追いながら、地域の食習慣や食文化との関わりを交えつつ黒大豆の魅力をひもといていく。
●もくじ
はじめに 丹波篠山の黒大豆への扉
第一章 日本の大豆と丹波篠山の黒大豆の今
第二章 日本一の黒大豆産地の歩み
〈現場からのレポート〉
第三章 黒大豆の献上の社会的背景
第四章 産地の文化
第五章 歴史はそう教えている
おわりに 丹波篠山の黒大豆の明日に向けて
●本文イメージ
●著者プロフィール
島原 作夫(しまはら・さくお)
1949 年兵庫県姫路市生まれ。兵庫県の農政部門に勤務。退職後、特産物の歴史研究。
著書 ―『丹波黒大豆の300年』(2015)、『消えゆく淡路島のナルトミカン』(金木犀舎、2020)
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